私たちの感染予防生活

2020-03-30 15:18:33

突然の新型肺炎の流行によって、2020年の春節は非常に特殊なものとなった。親戚や友人に会えず、自宅にいるしかない休暇は長く感じられ、新年らしいにぎやかな光景は、人通りの少ない、ガランとした通りの寒々しさに取って代わられた。

ウイルスが日常を襲ったが、政府や社会各界の大衆の共同の努力の下で、人々は当初の焦りや恐れから抜け出し、平穏で秩序のある生活に再び戻ろうとしている。皆それぞれの職責を果たし、異なる方法で、新型肺炎に対抗するために貢献している。

新型肺炎対策中、多くの人が『人民中国』のウイーチャット公式アカウントで自作の「漢俳」を発表し、いつもとは違う春を記録し、武漢および中国全土にエールを贈った。写真と「漢俳」を通して、非常時の庶民の生活、そして一日も早く感染症の流行を終わらせようとする人々の自信と期待を知ってもらいたい。

本来は春節休みはにぎやかな北京の人気スポットも、感染症の発生によって人通りが絶えもの寂しいものに。(段非平=文)

 

本来は春節休みはにぎやかな北京の人気スポットも、感染症の発生によって人通りが絶えもの寂しいものに。しかし、感染の流行中でも一致団して互いに助け合う特な春節となった(写真段崴/人民画報)

 

空港、駅、地下鉄など、公共交通機関には全てサーモグラフィーが設置され、乗客は順番に体温測定を受ける(新華社)

 

武漢市江漢区の百倉儲スーパーには十分な商品があり、男性が新鮮で低価格の野菜を選んでいる(新華社)

 

自宅にいる消費者においしいものを食べてもらおうと、もともとデリバリーをしていなかった店舗も次々とサービスの提供を始めた。写真は、重慶のある火鍋店でスタッフがデリバリーの料理を準備している様子。感染防止のため、対策期間中、各デリバリープラットフォームはゼロ接触デリバリーサービスを実施。ドライバーは商品を指定の場所に置いた後、電話やアプリでユーザーに受け取りに来るようにと連絡し、人と人の感染リスクを減らしている(新華社)

 

天津の民間工芸「面塑(もち米の粉を練って作った人形)」に携わる人も、感染防止の現場で働くさまざまな職業の人たちの人形を作り、敬意を表した(新華社)

 

青海省西寧市に住む家族がパソコンを見ながら体操をしている。新型肺炎対策期間中、多くの市民が自宅でのフィットネスに励んだ(中新社)

 

中国の伝統的な祝日の元宵節(小正月、旧暦の1月15日)の2月8日、北京では、積もった雪に書かれた「2020頑張れ武漢、中国は必ず勝利する」が注目を集めた。雪が積もった川沿いの地面は、こうして特別な「伝言板」となり、皆がその思いと願いを託した(写真陳建/人民画報)

 

感染の拡大中、多くの教育機関がオンライン授業を行い、学生たちは家でインターネットを通して授業を受けた(新華社)

人民中国インターネット版 2020330

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