変容しつつある日本語教育
袁舒 李一凡=文
『スラムダンク』『美少女戦士セーラームーン』『ドラえもん』『ポケットモンスター』『名探偵コナン』……これら中国でもよく知られる日本のアニメは、数世代の中国人の成長に寄り添った美しい思い出であるばかりか、多くの人々に日本語を学ぶきっかけをつくった。
中日国交正常化から50年、特に1978年の改革開放以来、中日関係の全面的な発展、経済・貿易協力と人的・文化交流の絶え間ない強化に伴い、中国の日本語専門教育は日増しに発展してきた。ある時期から、漫画・アニメ文化は若者の日本語学習に対する積極性をかき立て、近年の中等教育における日本語教育の爆発的な規模拡大を促した。そして日本語人材の過剰を迎えた今、時代のニーズに合わせるため、複合的な能力を持つ人材の育成を目標とする「日本語+α」モデルの模索と実践が絶えず進んでいる。時代の発展に伴い、日本語専門教育は新時代の特徴を呈し、日本語教育の中身そのものも新たに充実化している。
北京外国語大学日本語学院の1年生クラスで学生たちと共にテキストを読み上げる教師(写真・袁舒/人民中国)
PART1 各世代の学びのきっかけ
http://www.peoplechina.com.cn/chinafocus/202202/t20220217_800276072.html
PART2 進化する中高生の語学力
http://www.peoplechina.com.cn/chinafocus/202202/t20220217_800276071.html
PART3 「+α」選びで就活を有利に
http://www.peoplechina.com.cn/chinafocus/202202/t20220217_800276070.html
PART4 学校で翻訳・通訳力向上
http://www.peoplechina.com.cn/chinafocus/202202/t20220217_800276069.html
PART5 自文化を理解し交流推進
http://www.peoplechina.com.cn/chinafocus/202202/t20220217_800276068.html