戦勝軍 一流の農民病院を建てる

     

黒竜江省ハルビン市道里区新発赤十字病院の党支部書記、院長。「本当の農民のための病院を建てたい。そして農民が診察を受けやすいようにしたい」という30年来の夢を実現させた。肺がんを煩いながらこの仕事にすべてを捧げたことは、人々の胸に深く刻まれている。

1987年、新発赤十字病院の院長に就任した時、農民が病気を診てもらえる医院を建て、農民が都会の人が受けているのと同じ医療の待遇を受けられるようにしたいと考えた。そこで綿密に計画し、20年足らずで、病院の医療スタッフとともに10数万元の借金を完済しただけでなく、合計約150万元以上の先進的な医療設備を購入した。購入したのは、カラーの超音波診断装置、生化学分析器、血球計数器、尿の分析器などである。

1985年の胃穿孔部の修復手術から2004年の甲状腺全摘手術までに、この病院で15の「成功第一例」をなしとげた。

2005年8月、総面積4000平方メートルの近代的な新しい農民病院がついに完成した。現在、この病院は、すでに15の臨床検査科と9つの医療技術研究室を持っている。農民患者の医療環境を改善し、費用の負担をさらに軽くするため、軽い病気の医療費の上限や大型の医療設備を利用した分析検査の費用を10%引き下げた。

人民中国インターネット版  2007/09/12

 
 
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