胡錦涛総書記、科学的発展観を深く貫くよう強調

中国共産党中央の胡錦涛総書記は15日、中国共産党第十七回全国代表大会で演説を行い「新しい発展段階において、小康社会の全面的な建設を続けて、中国の特色のある社会主義を発展させるには、科学的発展観を深く貫かなければならない」と強調しました。

胡錦涛総書記は「科学的発展観は、社会主義の初級段階における基本的国情に立脚し、わが国の発展の実践を総括し、外国の発展の経験を参考にし、新たな発展の要請に応えて提起されたもので、わが国の経済・社会発展の重要な指導方針であり、中国の特色のある社会主義を発展させるうえで堅持し、貫徹しなければならない重要な戦略思想である」と指摘しました。

胡錦涛総書記はまた「科学的発展観の第一義とするところは発展であり、核心は人間本位であり、基本的要請は全面的で、バランスのとれた、持続可能なことであり、根本的な方法は全局的立場に立った各方面への適切な配慮である」とし、さらに「科学的発展観を深く貫き、徹底させるために、われわれは社会主義の調和社会を構築し、引き続き改革開放を深化させ、中国共産党の建設を着実に強化し、改善する必要がある」と強調しました。

「中国国際放送局 日本語部」より2007/10/15

 
 
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