十七大の予備会議が開催 議事日程を決定、大会主席団も選出

10月14日午後4時半、中国共産党第17回全国代表大会(以下「十七大」と略称)スポークスマンの李東昇氏は人民大会堂で、大会に関する初の記者会見を行ない、内外約600人あまりの記者が出席した。

李スポークスマンはまず、国内外、香港、澳門(マカオ)、台湾からの取材記者に歓迎と感謝の意を述べ、次に大会は明日(15日)午前9時に人民大会堂で開幕し、会期は15日から21日までの7日間であることを明らかにし、更に予備会議で確定した主要な議事日程を次のように紹介した。

現在、「十七大」の準備作業はすべて整った。今日の午後、「十七大」の準備会議が開催された。同会議では、「十七大」の議事日程を決定し、237人からなる大会主席団を選出した。大会は主席団のリードのもとで開催される。予備会議の後、代表資格審査委員会会議と主席団第一回会議が前後して開催された。

会議では「十七大」の議事日程を採択。(1) 第16期中央委員会報告に関する審議。(2)中央紀律検査委員会の活動報告に関する審議。(3) 中国共産党規約(修正案)の採択。(4) 第17期中央委員会の選挙。(5) 中央紀律検査委員会の選挙――が行われる。

予備会議では、曾慶紅氏を大会の秘書長とすることに決定した。また、同日午後開催された第1回主席団会議では、「十七大」の具体的な日程を可決し、大会主席団常務委員会の成立を決定し、劉雲山氏、周永康氏、賀国強氏及び王刚氏を大会の副秘書長とすることを可決した。また、大会では秘書処を設立し、いくつかのチームも設立し、会議事務に携わらせることになった。

「十七大」が閉幕した後、共産党の第17期中央委員会第1回全体会議と中央紀律検査委員会第1回全体会議が行われ、新しい共産党中央の指導者と中央紀律検査委員会の指導者が選出される。全体会議が終わった後、新しい中央政治局常務委員会委員が内外の記者に向けて会見を行うことになる。

「チャイナネット」2007/10/14

 
 
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