海外メディアが党大会を語る(2) 各討論も公開

会場に集まった海外記者たち

米チャイナ・プレスの副編集長は、「各部長(閣僚)からは、記者の知りたい情報をできるだけ伝えようという気持ちが感じられます。敏感な問題に対しても、各地方の省長や各部の部長は外交辞令を言わない。中国の発展に関しても、成果を語ると同時に矛盾や問題点を避けることはせず、問題解決の方向を明らかにしてくれます」と述べた。

米週刊誌の記者は、海外記者の取材や報道に対する大会側の利便性や開放度から、「驚くほど急速に進歩する」中国を見たと語る。

ロシアの経済紙「コメルサント」の評論員は、「過去の党大会に比べ、今回は透明度が高まった。ほとんどすべての討論がメディアに公開され、大会の報道センターはさまざまな単独取材要求にできる限り応えようと手配をしてくれています」と言う。

日本の東京新聞は、党大会のグループ討論会場や幹部の討論への参加過程がメディアに公開されていることを紹介し、開放的な大会だと報じた。

「人民網日本語版」2007年10月20日

 
 
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