王毅外交部副部長「6カ国協議に3つの進展」


 朝鮮半島の核問題を話し合う第3回6カ国協議が開かれるのを前に、同協議中国代表団の団長を務める外交部の王毅副部長は22日、北京で中国側記者の共同インタビューに応じた。記者との一問一答は次の通り。

 ――6カ国協議はこれまでどんな進展があったのか。

 最も重要な進展が3つある。

 (1)朝鮮半島非核化の目標を確立したこと。朝鮮は核放棄の意思を明確に表すとともに、核開発の凍結を核放棄の第一歩とすると示した。他の各国は朝鮮の合理的関心事の解決に応じることを約束した。

 (2)対話による平和的な解決の方向性が明確にされたこと。6カ国協議のシステムを形成し、作業部会を始動させ、実質的問題に触れ、和平協議プロセスを一歩ずつ前進させた。

 (3)核問題解決の道筋を確定したこと。各国は「協調的措置」を取って「話し合いには話し合いで、行動には行動で」の方法で核問題および各国の関心事を解決することに同意した。

                       「人民網日本語版」 2004年6月24日