共同文書めぐり踏み込んだ議論 6カ国協議

 

朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ国協議が1日、釣魚台国賓館・芳菲苑で引き続き行われた。各国首席代表の間では相互に頻繁な協議と接触が行われ、共同文書の内容について踏み込んだ議論を進められている。同日午後には実務レベルによる協議が行われた。

韓国の趙太庸次席代表は3時間半におよび次席代表協議について「率直かつ誠意ある協議を行い、共通認識を形成したが、対立点もある。会談の前進に向けて各国が努力を続けているところだ」と述べた。

米国のヒル主席代表は「草案の文言で対立点が残るが、進展はまずまずだ。もちろん6カ国が完全に一致するのは困難で、なお相当の忍耐が必要だ」と述べた。

ロシアのヤルモロフ次席代表は「各国間の共同文書の協議は正常に進んでいる。今回の6カ国協議で具体的な結果を出せることを願う」と述べた。

                       「人民網日本語版」2005年8月2日