データで見る中国

★国家統計局によると、中国の上半期国民経済の運営状況は良好で、GDP(国内総生産)は4兆5536億元、前年同期比7.8%増だった。全国の夏の穀物生産高は、9875万トンだった。国有工業企業および年間販売収入500万元以上の非国有工業企業は、1兆4460億元の総生産を実現し、同11.7%増、社会固定資産の投資額は1兆4462億元で、同21.5%増、社会消費財小売総額は1兆9448億元で、同8.6%増だった。一方、消費者価格は同0.8%下がった。対外貿易の輸出入総額は2707億ドルで、同12.3%増加した。都市住民一人当たりの平均可処分所得は3942元で、物価変動などの価格要因を差し引くと、実質17.5%増だった。

★国連開発計画(UNDP)の『2002年人類発展報告』によると、中国の人類発展指数(HDI)は現在、世界第96位に位置する。過去10年で、中国のHDIは順位を14位伸ばし、報告の対象となった173の国・地域で、もっとも上昇の速い国だった。(『北京晨報』)

★広東省の急速な経済発展にともない、都市の数が増え、都市の規模が大きくなったことで、省全体の都市人口の割合は、すでに農村人口を上回り、総人口の55%を占めている。そのうち、珠江デルタでは72%に達し、その他の地域は約40%である。これは、広東省での都市化がスピードアップしている現実を示していて、その速度は全国でも先頭を走っている。(『経済日報』)

★中国がWTO(世界貿易機関)に加盟して以来、外資系企業の対中投資額の成長幅は15%に達する。これらの外資は、主に制造業、研究・開発機構、サービス業に目標を定めている。(『揚子晩報』)

★目下のところ、中国の各種職業学校は、累計5000万人以上の卒業生を社会に送り出し、各種社会人技術訓練機構は、延べ13億人の都市・農村労働者の職業訓練を行った。全国の中等職業学校の在校生数は、1980年の227万人から2001年の1164万人に増加し、高等職業技術学院の在校生数は、1985年の6万人から2001年の72万人に増加した。(『中国婦女報』)

★1978年から2001年末、外国留学のために出国した人の数は46万人に達し、学業を全うして帰国した人の数は14万人だった。1996年から2001年、中国政府の公費留学生として出国した人の数は1万人強で、そのうち95%以上の人が予定通り帰国している。現在、中国では毎年2万5000人が国外留学していて、世界最大の留学生派遣国になっている。(新華社)

★今年6月末までに、国有企業の一時帰休者464万人のうち、47万人の再就職が実現し、再就職率は9.1%になった。(『中華工商時報』)

★2002年6月30日までに、中国のインターネット利用者の総計は4580万人に達し、去年同期の2650万人から73%増加した。インターネット接続が可能なコンピューターの総計は、すでに1613万台に達し、半年前の1254万台から29%増加した。(『経済日報』)