データで見る中国


★今年上半期、中国におけるチェーンストアの経営は、急速な成長を維持した。チェーンストア20社の上半期の売上高は633億3200万元(1元は約15円)で、昨年同期比44.9%増加した。(『経済日報』)

★この10年近く、中国の野菜や肉類、家禽と卵、乳製品、水産物、くだものなどの「6大農産物」の生産高は、年平均7〜13%の急成長をとげている。中国では現在、年一人あたりの野菜保有量は311.1キロに増え、一人あたり105キロという世界水準を大幅に上回っている。現在、多くの大・中都市では、一日に50品目以上の野菜が出回っている。(新華社)

★中国では経済、科学技術が発展するにつれ、各種の衛星打ち上げの需要が高まっている。第10次5カ年計画の間に、30以上の国内衛星を打ち上げる計画がある。2020年までに、国内で求められる各種衛星は200ほどになると見込まれている。(新華社)

★現在、四川省成都市の個人経営は24万戸あまり、従業員は40万人に達している。私営企業の経営者は3万人に近く、うち登録資本金が500万元以上の私営企業は450社に上っている。(『経済日報』)

★中国が住宅制度改革を推進して20年、一人あたりの住宅面積は、当初の7平方メートルから21平方メートルに増加。居住環境も大幅に向上している。(新華社)


★住宅制度改革において、北京市では個人の住宅消費がその主流になっている。調査によると、北京市の都市部では、51.5%の家庭がすでに住宅を買った。そのほとんどが、もとの公有住宅を買い入れたもので、商品住宅(分譲マンション)や経済的実用住宅なども、徐々に受け入れられている。3者の割合は、順に86.9%、7.9%、5.2%だ。(『北京晨報』)

★中国では、高血圧の疾病率が10年前に比べて高まっている。高血圧症の患者がとくに多く見られる年齢層は35〜74歳。これは2000年の中国総人口と人口構成から推算すると、同年齢層の27.2%、総人口の1億3000万人に達している。中国は世界のなかでも、高血圧症の深刻な被害を受けている。(新華社)

★最新データによると、中国海南省には100歳以上の老人が319人おり、そのうち女性が213人と多数を占める。新鮮な空気と穏やかな気候にめぐまれた海南省では、人々がのんびりと和やかに暮らしている。もとより"長寿の島"と呼ばれているそうだ。(新華社)

★中国の映画興行実績(チケット売り上げ)は毎年8〜10億元。ある関係機関は、この数値が10年以内に15倍に増加すると見込んでいる。(『南方日報』)