データで見る中国

★ 改革・開放以降、中国のホテル業が急速に発展している。2000年、ホテルと旅館の関連企業は全国で27万軒に上り、その営業収入は1500億元(1元は約15円)を超えた。レストランの関連企業は300万軒近くで、営業収入は3752億元を数えた。(『経済日報』)

★ イギリスのある不動産管理顧問会社の年次調査によると、香港の銅鑼湾の店鋪の賃貸料が高騰し、世界第2位の水準となった。1平方メートルあたり年に4万3700香港ドル(1香港ドルは17円)の高騰を続けており、ニューヨークやパリのそれをわずかに下回るだけだ。また、世界220あまりの地点で店鋪の賃貸料が調査され、アジア太平洋地域の賃貸料が、過去1年間に9%も高騰したことがわかった。(『経済日報』)

★ 台湾の「経済部投審会」が明らかにしたデータによると、2001年1〜10月、台湾経済界から中国への投資額は23億2870万米ドル(1米ドルは約130円)で、前年同期比15.63%の増加。大陸は、依然として台湾経済界による投資地のトップであることが示された。(『経済日報』)

★ 台湾の関係部門のデータによると、台湾から大陸への電話時間は、1990年の1400万分から2000年の3億4200万分へと、23倍あまりの増加となった。2001年上半期、両岸の通話回数は1億2000万回で、同25.8%の増加、通話時間は3億6000万分で、同33.2%の増加となった。(『経済日報』)

★ 中国の公安出入国管理局によると、過去12年間に中国で出入国検査を受けた旅客数はのべ13億3400万人、年平均で27.91%の増加となった。その中で、個人による出国を許可された中国人がのべ2483万人、年平均54%の増加となった。(『中国青年報』)

★ 中国移動通信公司が1987年11月18日に中国で初めて移動通信システムを確立して以来、ユーザーは10年間で1000万人に達し、その後わずか4年間で1億人に上った。(『北京晨報』)