『財経界』「16大」後の中国経済の注目点

 

 中国共産党第16回全国代表大会で、中国政府は、国有資産管理に関する新構想や、新興の工業化の道を歩む原則を提出し、2020年までに、いくらかゆとりのある社会を全面的に建設するという目標を打ち出した。これらはいずれも、中国の経済や生活と密接な関係にあり、中国経済の発展に明るさをもたらす。

 専門家の予測によると、中国の資本市場は構造調整の段階に入り、今後の政策の重点は、証券市場への資金投入を増やし、市場での取引コストを下げ、市場の透明度を高め、市場運営ルールの厳格性を保つことになる。その上で、情報化により工業化を押し進め、工業化により情報化を促進するという総体的構想のもと、中国政府の電子政務プロジェクトと企業情報プロジェクトを実際に起動させ、2003年の経済発展のために、新たな機能を組み込む。2003年の中国のGDPは8%成長する見込みだ。