北京で8日開かれた全国労働保障庁局長座談会で、今年の目標として、難しいとされる中高年層の再就職に重点的に取り組み、中高年層100万人以上の再就職を目指す方針が示された。
中国では、一時帰休者・失業者のうち40歳以上の女性、50歳以上の男性は「4050」と呼ばれ、再就職が難しいとされている。
労働社会保障部の鄭斯林部長は「現在、全体的に見て一時帰休者・失業者の再就職対策が遅れており、はっきりした効果が現れていない」と指摘。各地の労働保障部門に対し、指導、政策、資金の各方面から適切な措置を取ることで、目標達成を目指すよう求めた。中高年の再就職のほか、800万人以上の雇用創出、一時帰休者・失業者400万人以上の再就職、都市部の完全失業率4.5%以下などが今年の目標となっている。
(「人民網日本語版」より)2003年4月10日
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