上海市婦女連合会の家庭状況調査によると、結婚後も子どもがいないディンクス家庭は、すでに上海の家庭総数の12.4%を占めている。
同調査は、1200以上の異なる年齢層の家庭をランダムに抽出して行ったもので、仮に20〜40歳に限定して調査をすれば、この比率はさらに大きくなると見られる。
調査結果は、現在の中国の大中都市には、すでに60万のディンクス家庭が誕生していることを示していて、7割近くのアンケート協力者が、今後も増え続けると考えている。
専門家は、中国でのディンクス家庭の増加、同棲の増加、独身及び離婚の選択の自由、性生活の重視などの一連の変化は、中国人の愛情と婚姻に対する自主性と選択性を示しているだけでなく、伝統社会での中国的家庭関係のきずなが脆弱であることの現われであると考えている。(新華ネット)
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