上海市民政局婚姻管理処によると、2002年、同処で離婚手続きを行った上海市民は1万5248人(前年比およそ10%減)、復縁手続きを行った人は1929人(同6.92%増)に上った。
全国的にみると、結婚する人は減少傾向にある一方、離婚者は確実に増加している。上海市が受理した国内結婚の届出は2002年はおよそ9万組で、2001年よりも3.19%増加した。また離婚率が減少し、復縁率が増加しており、上海の婚姻状況で多少の変化がみられる。
区・県民政局の統計によると、離婚原因は、性格の不一致、浮気、家庭内の矛盾、婚姻基盤の不安定、生理的要因など。専門家は上海の若者について(1)道徳面での責任感および法律意識が次第に強くなっており、婚姻によって生じる責任と義務を深く理解している(2)生活水準の向上によって、安定した婚姻を求め、夫婦は互いに感情面での親密さと幸福を求めている――と分析。離婚カップルの減少は、このような状況を受けた結果と考えられる。
(「人民網日本語版」より)2003/4/15
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