国務院の温家宝総理は14日、国務院常務会議を開き、衛生部から突発的衛生問題に対処するための緊急即応体制の整備に関する報告を受け、基本採択した。会議では当面必要な作業について、次の5点を指摘した。
(1)関連する行政法規を制定し、法制度上から緊急即応体制を整える。
(2)緊急指揮系統を整備し、統一的な指揮、配備、行動を実行する。
(3)情報ネットワークを整備し、迅速かつ正確な予測、予報、警告を行う。
(4)各レベルの予防・治療機関を建設し、予防コントロール体制を整備する。
(5)人材の育成、技術スタッフの整備に取り組み、専門家や医療関係者の作業条件を改善する。
(「人民網日本語版」より)2003/4/15
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