敦煌の莫高窟保護区、区域を拡大
甘粛省政府はこのほど、敦煌の莫高窟の保護範囲を改めて定めたことを発表した。これにより、莫高窟の保護区域は、重点保護区と一般保護区に区分され、新しい保護区面積は、これまでより数万平方メートル拡大した。
発表によると、保護区の拡大により、石窟の周辺に、適切な砂飛散防止措置を取ることが可能になったほか、成城湾の古塔や莫高窟周辺の古墓群など、新たに発見された文物も保護区に組み入れられた。(『北京青年報』)