2002年、中国飲食業の営業額は5000億元を超え、前年比16%増だった。過去と違うのは、以前は70%が公金消費だったのに対し、現在は70%以上が家庭と個人消費に変わってきている点だ。この種のデータの変化には、わずか10年しか要さなかった。
はるか昔から、中国人にとっての食は、一大問題だった。しかし、10〜20年前といまを比べると、その「食の意味」には、大きな変化が起きている。中国調理協会の責任者によると、飲食業は、国民経済の発展過程で急成長していて、内需拡大の重要な柱の一つになっている。目下、中国の飲食店は、すでに350万店舗を超え、約1800万の就業機会を提供し、しかも毎年少なくとも160万の就業機会を創出している。それと同時に、広東料理、四川料理、日本料理などの多種の国内外の料理が順番に登場している。そのため、より文明的、科学的で、安全、健康な食を提供することが、中国飲食業の目標になっている。
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