国家人口・計画生育委員会の張維慶主任は24日、今後十数年、中国の人口は毎年約1千万人ペースで増加を続けるとの見通しを発表した。
張主任は「世界一の人口大国である中国では、増えすぎた人口が経済や社会の発展を抑制する原因となっている」と指摘。そのうえで「国民の資質は短期間での改善が難しく、高齢人口、流動人口、就業人口は引き続き増加する。人口と経済・社会発展、資源、環境の矛盾も拡大する」と述べ、「低出産の要求がますます高まっている」と主張した。
(「人民網日本語版」より2003/3/25)