文化部市場司の劉玉珠司長は26日、さまざまな公演を行う興行会社の資格認可制度と公演内容の事前認可制度を廃止することを明らかにした。今回の措置は文化部による公演市場改革の一環と位置付けられる。
劉司長によると、今回の制度改正により、団体や個人が商業目的の公演を行う場合、事前に文化行政官庁の認可を受ける必要がなくなる。事業資格は今後、公共的性格を帯びた組織が文化部の定める業界基準に基づき認定する。文化行政部門は主に商業的公演の内容などについて審査や管理を行う。
劉司長は「今回の見直しで興行市場や文化行政部門におけるコスト削減が実現し、文化行政部門が管理体制や公共サービスなどの役割をしっかりと果たすことができるようになる」と指摘している。
(「人民網日本語版」より)2003/3/27
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