西安で「酢バー」が人気を集めていて、正統な酒のバー、読書コーナーなどの娯楽施設以上に注目されている。
酢バーの売り物は、ミックスフルーツ酢飲料、氷酢飲料、ミカン、レモン、リュウガン、バナナ、リンゴなどの果物酢飲料など、十数種類の酢飲料である。これらのほかにも、もち米、パール、花粉などを混ぜて作った美顔酢、美人酢、貴妃酢などもある。
中国での酢の飲用の歴史は長く、ライチがない季節にも、楊貴妃にライチをふるまうため、ある人がライチ味の飲料を発明したといわれている。それこそが、上質の酢に砂糖と冷えた泉水を入れて作った酢飲料で、飲用酢の前身だったと思われる。
飲用酢は安くはなく、一ポット十数元から60元程度する。甘酢っぱく、すっきりした味で、他の飲料水と比べ、血管の軟化、ダイエット・美顔、消化促進などの特殊な保健効能がある。このような酢バーに、多くの若者は、友達と連れ立って時間つぶしにやってくる。(『中国婦女報』)
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