打ち上げ用ロケットなどを開発する運載火箭技術研究院・北京宇航系統工程研究所の唐一華所長は31日、ハイパワー・汚染ゼロの次世代打ち上げロケットを2010年までに開発する計画を明らかにした。
唐所長はインタビューで「現在、同研究所は次世代打ち上げロケットについて、システム設計の論証や重要な技術の開発をすでに完了し、計画立案やロケット製造へ強固な基礎を作った」と紹介した。
唐所長によれば、同研究所は次世代打ち上げロケットの開発に合わせ、(1)宇宙実験モジュールの輸送技術(2)月面探査などに関連する輸送技術(3)再利用可能な輸送システムに関する技術(4)輸送システムの宇宙空間到達時のスピードや機動性に関する技術――など、宇宙空間での輸送技術の研究を進めている。
(「人民網日本語版」より)2003/4/3
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