大学連続爆破事件 北京中級法院で公開審理


 北京大学、清華大学で発生した連続爆破事件の黄旻翔容疑者(26)に対する初の公開審理が1日、北京市中級人民法院で行われた。

 検察側の主張によると、黄容疑者は2003年2月21日、黒色火薬などを携帯し、汽車で北京入り。清華大学、北京大学で爆破地点を選んだ後、市内の旅館で爆発物を製造。2月 25日午前11時から午後1時ごろ、爆発物をそれぞれ清華大学と北京大学の食堂に設置し、定時に爆発させた。この爆発で9人が負傷し、大学の建物の一部が破損。黄容疑者は事件後逃走したが、その後福州で逮捕された。

 黄容疑者は検察側の主張を認めている。

(「人民網日本語版」より)2003/4/3