米国の国別人権レポートを批判 外交部


 外交部の劉建超スポークスマンは1日の記者会見で、米国務省が発表した2002年度国別人権レポートについて記者の質問に答えた。

 ―― 米国務省が発表した2002年度国別人権レポートの中国に関する部分で、今年も中国の人権状況を批判しているが。

 米国務省が先に発表した2002年度国別人権レポートは事実と異なる。中国の人権状況に根拠のない批判をしている。われわれはこれに強い不満と断固たる反対を表明する。

 中国政府は人権や基本的自由の促進、保護に努め、大きな成果を上げてきた。これは公認の事実だ。わたしはこの機会を利用し、米側に自分たちの問題を考えるよう伝えたい。人権を口実に他国の内政に干渉することをやめ、人権問題で二重の基準を設けるのはやめるべきだ。

(「人民網日本語版」より)2003/4/3