第1四半期、企業の景気指数が過去最高を更新


 新華社情報北京4月2日発 国家統計局が2日、まとめたところでは、第1四半期の全国の企業景気指数は131.2と、前四半期と前年同期比それぞれ0.2と11.6ポイント高くなったことがわかった。企業景気指数が5四半期連続で穏やかながら上昇をたどり、過去最高を更新したのは企業が一層活性化し、経済成長のマイクロ的状況が引き続き改善されていることを反映させた。

 中でも、国有企業の景気指数が穏やかながら上昇をたどり、125.1と、前四半期と前年同期よりそれぞれ0.6と11.3ポイント向上した。情報伝送やコンピュータサービスとソフトウエア企業の景気指数が首位に立ち、151.8と、前四半期と前年同期と比べそれぞれ10.1と8.7ポイント上った。季節の影響を受け、建築業界の企業景気指数は前四半期を14.6ポイント下回ったものの、前年同期より0.6ポイント上昇した。交通輸送倉庫及び郵政業界、卸売、小売業界、不動産業、社会サービス業、宿泊及び飲食業の企業景気指数はいずれも前年同期比やや上昇した。

 東部と中西部地域の企業景気水準の格差は一層拡大してきた。東部地域の企業景気指数は136.7と、前四半期を1.7ポイント上回った。中部地域の景気指数は128.3と、前四半期より1.9ポイント下がった。西部地域の企業景気指数は120.9と、前四半期とほぼ同じ。東、中、西部地域の企業景気指数はそれぞれ13.9、8.4、9.8ポイント向上した。

 このほか、企業の総体的運営レベルは引き続き改善され、主な類別の景気指数がおおむね改善されているという。

(「新華網」より)2003/4/3