カード消費は現在、北京市民にとって新鮮な出来事ではなくなり、銀行カードでの買い物、各種支払いなどを行えるようになっている。統計によると、2002年6月末までに、北京市での銀行カードの発行は、2119万枚となり、銀行カード取り引きは3055万口、カード消費金額は50億元に達した。
このような背景のもと、北京市政府は、銀行カード発展の具体目標を出した。それによると、2004年末までに、市内の50%以上の年営業額が50万元以上の固定営業場所(商店)で、銀行カードを利用できるようにする。そのうち、重点ビジネス地区、高級ホテル、重点観光地区、オリンピック施設建設計画周辺地区のサービス網では、100%銀行カードを利用できるよう準備をすすめる。社会消費品小売額に占めるカード消費額の比率は、2001年の5%から20%前後に伸び、ATM(現金自動預金・支払機)は3000台になった。2008年までに、市内の90%の商店で銀行カード支払いができるようになり、社会消費品小売額に占めるカード消費額の比率は25%前後になる。(『北京青年報』)
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