「米国の人権記録」について談話 外交部

 外交部の劉建超スポークスマンは3日の記者会見で、国務院が同日発表した「米国の人権記録」について記者の質問に答えた。

 ―― 「米国の人権記録」発表の原因または目的は何か。

 すでに火曜日(4月1日)に、米国務省発表の2002年度国別人権レポートについての談話で中国側の立場を示している。先の記者会見で、米側に自国の問題を考えるよう発言した。米国が自国の問題に気づいていないなら、「米国の人権記録」は自分たちの問題を把握するうえで助けになるだろう。人権問題で中国は一貫して対話と平等を基礎に食い違いを埋めていくべきだと主張してきた。圧力をかけたり、人権を口実に他国の内政に干渉したりすべきではない。

(「人民網日本語版」より)2003/4/4