日本の対中無償資金協力66億5500万円
2002年度

 在中国日本大使館によると、2002年4月から2003年3月20日までの対中国無償資金協力は総額66億5500万円に上った。このうち、在中国日本大使館が実施した利民プロジェクト31件の資金は2億7800万円。

 大使館によるプロジェクトの内訳は、教育研究分野が最も多く41.9%、生活環境が29%、医療保健が22.6%、緊急援助が6.5%。

 日本大使館は、2003年度の対中利民プロジェクトについて、基礎生活分野の支援に重点を置き、引き続き基礎教育、人材育成、医療、衛生などの分野を重視して実施することを明らかにした。さらに、日中両国間の相互理解を深めるため、両国の都市が友好関係を結ぶなどのプロジェクトを実施し、日中両国の交流を積極的に展開。西部地区の生活水準向上への支援を重視する方針を示した。

(「人民網日本語版」より)2003/4/4