今年の経済成長7%前後の見通し


 中国国務院の呉儀副総理は4日、第9回中仏経済シンポジウムで、中国の今年の経済成長率は7%前後が目標であることを明らかにし、1月と2月の実質的状況から、目標達成はほぼ問題ないとの認識を示した。

 中仏経済シンポジウムは中国とフランスの経済界の一大イベント。欧州の将来に関する諮問会議「コンベンション」のデスタン議長(元仏大統領)が開幕式で演説を行った。

 呉副総理は中仏両国の企業家に中国の経済情勢について説明。中国の2002年の国内総生産(GDP)は2000年の9兆元足らずから10兆元に、輸出入額は4700億ドルから6200億ドルに増加。中国の貿易額は世界7位から5位に上がり、中国経済の発展は世界経済の発展に大きく貢献した。

(「人民網日本語版」より)2003/4/7