中国国務院報道弁公室が4月6日発表したところによると、国際労働機関要員のパッカ・アロ氏が新型肺炎で今日未明北京で亡くなった。
それによると、パッカ・アロ氏は先月の18日から23日までにタイに滞在し、23日タイの航空機で北京入りしたが、北京到着の5日後、熱を出し、咳をしたのでお医者さんに見てもらった。医学専門家は、パッカ・アロ氏がタイ滞在期間中に疑いのある症例接触史があり、また中国に入ってから、症例や疑いのある接触史がないことから、輸入型新型肺炎と診断した。
現在、北京には新型肺炎で入院し治療を受けているもう一人のカナダ人患者がいる。
(「CRI」より)2003/04/07
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