うららかな春の日が続く北京は、海外観光客の到来のピークを迎えるようになった。北京首都国際空港はここ数日、各国からの観光客でにぎわっている。
4月7日、首都空港を取材した記者は、国際線の出口のところで、30分間にバンクーバー、シンガポール、名古屋、香港、マカオなどの国と地域からの10機のフライト便の観光客たちが続々と出てくるところを目撃した。
首都空港筋によると、昨年首都空港の航空機発着回数は24万回、利用者数は延べ2700万人を上回り、アジアで最も多忙な空港の一つとなっている。また、1000万元が投下されたセキュリティー・チェックシステムの改造も進行中で、4月中旬に完工の見込み。その時になれば、旅行客の通過時間も大幅に短縮できるという。
北京市観光局企画統計処がこのほど発表した「北京市の3月における観光統計情報」によると、3月に北京に訪れる外国、香港、マカオ、台湾の観光客は23.5万人で、昨年同期より1.7%増となる。そのうち、アジア諸国及び諸地域からの観光者は昨年同期より7.9%増、アメリカ大陸からの観光客は8.9%増、ヨーロッパからの観光客は12.9%増となる。
(「チャイナネット」より)2003年4月9日
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