第1四半期の石油と天然ガス生産量
昨年同期比1.51%増


 中国石油天然気(天然ガス)公司の今年第1四半期の石油と天然ガスの生産量は2億2180万バレルに達し、昨年同期比より1.51%増加した。うち原油生産量は1億9110万バレルで、販売可能な天然ガスは1845億立方インチに上る。

 同社は第1四半期にイラク戦争、世界的な石油の貯蔵不足、国際価格の上下が比較的大きかったなどの影響を受けたが、経営陣は採掘分野で天然ガス生産量の増加と生産コストの削減により利益を上げ、加工・販売分野では原油加工量の調整と販売網の拡大により製油業務の利益率を高めた。第1四半期は原油1億4740万バレルを加工し、ガソリン約440万8千トン、重油764万1千トン、灯油49万トン、エチレンを45万4千トン、合成樹脂57万4千トン、合成ゴム6万1千トンを生産した。第1四半期に同社が生産した原油と石油製品の価格は昨年同期より大幅に上昇し、原油価格が66.8%、1バレル当たり29ドル26セント上昇し、天然ガス価格は昨年同期と横ばいだが、ガソリンの生産者価格は52.5%、灯油と重油の生産者価格はそれぞれ48.5%上昇した。

(「人民網日本語版」より) 2003年5月8日