中国初の「空中救急車」

 

 中国初の医療救援専用機が今年初め、正式に導入された。それは8座席のビジネス専用機を、ICU設備搭載の「空中救急車」へと改造したもの。

 飛行航程は、北京を基地に中国とアジア・太平洋地域をカバーする。たとえば、日本や韓国、シンガポール、パキスタン、モンゴルなどのビジネス客や観光客らに対して、国際標準の航空医療輸送サービスが行える。救援専用機は現在、全世界でもわずか10機だ。この「空中救急車」は、北京空港で指令を待っているという。(『中国青年報』)