アメリカ国際開発会社がこのほど行った調査によると、今年中国のパソコン販売数は18%増加し、コンピューター市場世界第2位の地位を維持するものと予測している。
それによると、2002年下半期、中国市場のパソコン販売数は630万台に達した。同社の予測では、今年はそれが昨年同期比18%の増加となるという。
同社は、アジア太平洋地域のパソコン販売数が飛躍的に伸びたと分析、中国市場における大幅な増加が、その決定的な要因だと見ている。一方、パソコン・プロセッサーの有名メーカー、アメリカのインテル社は、「中国はこの1年以内に、該当地域の売り上げを伸ばす原動力となるだろう」と指摘している。
中国市場は大きな潜在力があり、大規模な多国籍企業の製品も速やかに参入できる。たとえば、インテル社の最新型ペンティウム4プロセッサーの中国市場参入は、世界市場の参入より四半期ほど早かった。(『プレンサ・ラティーナ』)
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