北京五輪施設の活用プランを絶賛 IOC視察団団長


 国際オリンピック委員会(IOC)の視察団は23日、2008年の北京五輪に向けて建設の進む、国家体育場(スタジアム)と国家水泳センターの工事現場を見学した。同視察団の団長を務めるIOC調整委員会のベルブルゲン委員長は、五輪関連施設の建設が速いスピードで進んでいることに満足の意を示した。

 ベルブルンゲン委員長は、五輪開催後にオリンピック公園の中心地区を、スポーツ競技・会議展覧会・文化娯楽・ビジネス・レジャー・ショッピングなどが一体になった総合公共活動センターとする構想について、「北京市が五輪開催後の競技場活用について、これほど十分な考慮を払っているとは思いも寄らなかった。北京五輪が北京市と中国の人々に貴重な財産を残すことになると信じている」と語った。また、五輪施設の建設について提案がないかと問われると、「なにもかもがあまりに素晴らしい。これで何か提案でもしたら、恥をかくことになるでしょう」と笑って答えた。

              「人民網日本語版」より 2004年2月24日