中国、4ヶ所の高病原性鳥インフルエンザ感染地区が封鎖解除


 中国農業省の高病原性鳥インフルエンザの感染対策本部のスポークスマンが2日北京で、湖北省などで発生していた高病原性鳥インフルエンザの感染が抑えられ、感染地区の封鎖も解除されたと発表しました。先月の17日から今日までの15日間、農業省は連続して新規感染例と感染疑い例の報告を受け取っていませんでした。

 農業省は2日、湖北省、雲南省と江西省、湖南省からの報告を受け、以上の四つの省ではH5N1・高病原性鳥インフルエンザ発生後、感染地区を封鎖、消毒し、感染した鳥を処分し、周辺地区の鳥に対する緊急免疫などの措置を講じており、すべての鳥が処分されてからもう21日間も経ったということを明らかにしました。関係部門が検査した結果、以上の四つの省で発生していた高病原性鳥インフルエンザが抑えられたことから、地元政府は感染地区に対する封鎖を解除すると発表しました。

 また、先月22日から今まで、全国には高病原性鳥インフルエンザの感染が抑えられ、封鎖が解除された地区が31ヵ所に達したとのことです。

                   「CRI」より 2004/3/3