中国の温家宝総理は7日、北京で香港特別行政区の董建華行政長官やマカオ特別行政区の何厚カ行政長官とそれぞれ会見しました。

　温家宝総理は「中央政府は香港の政治、経済の情勢と国民の生計に非常に関心を持つ。中央政府は香港経済が近いうちに回復している傾向を示し、香港住民の未来への自信が高まることを嬉しく見ている。香港特別行政区政府と社会各界の人々が団結し、一国二制度の方針と基本法を全面的に実施し、機会を逃さずに経済を発展させ、住民の生活を改善するよう希望する」と述べました。

　何厚カ行政長官と会見した際、温家宝総理は「マカオ特別行政区政府と社会各界の人々が引き続き、マカオ経済の持続的かつ健全な発展と社会の安定を維持し、マカオの各事業の全面的な進歩を推進するよう希望する」と表明しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CRI」 2004/03/08