五輪を商機に! 4月に北京で投資見本市


 北京市は9日、「北京へ投資しよう 五輪経済市場見本市」を4月18、19の両日、北京で開催すると発表した。国内外企業に五輪経済のもたらすビジネスチャンスを紹介する。この見本市は北京五輪経済の本格的な始動を示すものだ。

 市の説明によると、この見本市は370のプロジェクトを紹介し、総投資額は1千億元に上る。主な内容は次の通り。

 ▽五輪関連施設プロジェクトの法人入札募集や、地下鉄4、5、9、10号線を運営する企業の誘致に関する紹介。

 ▽重点プロジェクト(商談が可能な段階のもの)約20項目での企業誘致。分野は都市ガス供給、ハイテク産業、環境保護と資源リサイクルなど。プロジェクトの総投資額は700億元に達する。

 ▽資金、技術、製品、市場、人材などの分野で提携先を求める企業100社を紹介。

 ▽市内開発区のPRとして、(1)10カ所の市レベルの開発区と6カ所の重点発展小都市の総体的な発展構想、(2)3カ所の重点産業パークの相関的な政策・開発情報、(3)順義、懐柔の両区のビジネスチャンス――を紹介する。

                  「人民網日本語版」2004年3月10日