中国の東北地方、外資導入の新興地区に


 「古い工業基地の振興」という戦略のもとで、東北地方は外資導入の新興地区になっている。

 関係資料によると、去年東北地方の3つの省は72億ドル近くの外資を導入し、全国の外資実際利用総額の13%以上を占めている。

 東北地方は中国の重要な古い工業基地であり、自然資源が豊富で、インフラが完備しており、また、科学技術と工業の実力を持っている。しかし、ここ数年、失業者の数が増え、経済成長のスピードが遅くなった。

 専門家は、産業構造が世界的範囲で調整するにともない、設備製造業などの産業の発展途上国への移転が速められている。こうした情況のもとで、東北地方は外資導入の新興地区になるだろうと見ている。

                         「CRI」より2004/03/11