天津、中国の重要自動車生産基地となる


 2004年度における天津市自動車産業の発展の前途は明るく、2005年度の天津自動車総生産量は35万台を超え、2008年度には64万台に達し、中国の重要な自動車生産基地の一つとなる見込みである。

 調べによると、天津市自動車産業は拡大調整、リストラ、導入、合作への努力を継続しており、天津自動車生産の産業化、規模化を図っている。2008年までに、新たな全車プロジェクトを開発し、一連の新製品を市場に投じ、新部品産業群を発展させるべく努力している。現在、天津自動車産業界には既に天津自動車、第一自動車、豊田自動車が共同合作する新局面が形成されている。

 今後5年以内に、天津市は自己の全車プロジェクトをさらに発展させ、商用車、トラックなどの全車製品生産を計画しており、専用自動車工場資産を有効に利用して、北京投資社と共同で美亜自動車製造有限会社を設立し、ピックアップカー、SUV多機能車、軽自動車など3車種を生産する予定である。カローラは2月から生産を開始し、年生産量10万台の豊田3.0クラウンは既に工場建設がスタートしており、今年中にモデル・カーがお目見えする。情報によると、今後5年間、天津市は毎年新製品2〜3車種を市場に出す模様である。

                      「チャイナネット」 2004/03/15