台湾地区の指導者選挙が論争に


 台湾地区の指導者を決める選挙の投開票が、3月20日に行われた。民進党の陳水扁・呂秀蓮候補が647万1970票(得票率50.11%)、国民党・親民党連合の連戦・宋楚瑜候補が644万2452票(得票率49.89%)を獲得した。敗れた連戦陣営は選挙後ただちに談話を発表した。公表された開票結果に強い疑問を提起し、今回の選挙は「不公平な選挙」であり選挙の過程には「疑わしい点が多々ある」として、投票箱の差し押さえを求めるとともに、「選挙無効の訴え」を司法当局に起こす意向を示した。

                 「人民網日本語版」 2004年3月21日