「南京大虐殺」など歴史的記念日、精神教育の契機に


 中国共産党中央・国務院はこのほど、未成年者への思想・道徳教育の強化・改善について「若干の意見」を発表した。同意見は未成年者の道徳実践活動に広範で深みのある展開を求め、次のように指摘している。

 各種の法定祝日と伝統的祝日、革命指導者や民族的英雄、偉人など歴史的人物の生没記念日、建党記念日や紅軍の長征、辛亥革命など重大歴史事件の記念日、「9・18」や「南京大虐殺」など国恥記念日、および未成年者の入学・入隊・入団・成人式など特別な意義を持つ重要な記念日は、すべて貴重な思想・道徳教育の契機とすることができる。時機を捉え、資源を整理し、思想道徳をテーマにした宣伝・教育活動を集中的に展開する必要がある。

 古今東西の偉人や道徳的模範、先進的モデルを、さまざまな方法によって未成年者に宣伝・紹介し、先進性を尊重し学ぶことを奨励する必要がある。

                   「人民網日本語版」 2004年3月24日