北京の1−2月外資製造投資額、前年比4倍増


 北京市商務局の李昭局長は先ごろ開かれた市政府幹部と中国米国商会との座談会で、1−2月の製造業の外資直接投資額が利用ベースで1億8000万ドルにのぼり、昨年同期に比べ5倍以上になったと発表した。

 この中で李局長は、1月と2月の利用外資について2つの特徴を指摘した。第1点は製造業が著しく増大したこと。認可されたプロジェクトは89件で、契約額は1億8480万ドル、利用ベースでは1億8000万ドルと、それぞれ昨年同期比25.4%、89.5%、412.6%の増。

 第2点は1000万ドル超のプロジェクトが急増したこと。件数は29件、投資総額は14億7000万ドル、契約外資は4億5000万ドルで、全市の契約外資総額の73.3%を占めた。利用ベースでは件数は8件、外資は1億6000万ドルで全市の38.3%。

 2ヵ月間で認可された外資系企業は233社と同12.6%増加した。導入外資は契約ベースで6億2000万ドルで同27.5%の増。利用ベースでは同52.1%増えて4億1000に達し、全国平均を42ポイント近く上回った。

                     「チャイナネット」 2004/03/24