深セン、今年10の港の建設に47億元


 深セン市は今年10の港の建設に47億元を投入して大きな港から強大な港へのグレードアップを促進する。

 深セン市交通局の劉志嬌局長によると、深セン市は今年コンテナバースの建設に全力をあげ、年内に塩田港区第三期工事、蛇口港区第二期工事の5カ所の深水バースを建設し、標準コンテナ130万個、貨物1200万dの取り扱い能力を新規増加させる。そのほか、今年は東西両港区の後背地帯を拡大し、貨物の輸送・集荷配送システムを整備し、港の発展を制約しているボトルネックの問題を解決する。今や深セン港は世界第4のコンテナ港となっており、2003年の貨物取り扱い能力はコンテナ1000万標準個を突破した。今年は深センを含めた珠江デルタ地域の国際貿易が好況であると同時に、その貨物輸送の後背地域として海運・鉄道の連合によって成都など中国の中西部地区へと伸び、深セン港へさらに豊富な貨物を運び込むことになる。

 今年の貨物取り扱い量は12%増の1.25億dに達し、うちコンテナ取り扱い量は22.1%増となる込みである。

                     「チャイナネット」 2004/03/26