胡錦涛国家主席、農業の基盤的地位の強化を強調


 中国共産党中央政治局は3月29日、第十回目の勉強会を開き、席上、胡錦涛総書記が、「中国は、科学的発展理念を確実に実施に移し、農業の基盤的地位を固め、農業を強化し、支持し、保護して、現代化した農業を作り上げていかなくてはならない」と強調した。

 胡錦涛総書記はその際、食糧の総合的生産能力を確実に保護し向上させ、最も厳しい耕地保護制度を実施し、食糧生産に対する扶助の度合いを強め、先進的で適用する食糧増産技術を普及させ、食糧栽培農家への技術指導を大いに強め、また農民の出稼ぎに対する斡旋、指導とサービス活動を立派に行うよう各地政府に指示した。

 胡錦涛総書記は更に、農民の収入増加を農業と農村活動での中心的任務とし、農民に多くの利益を与えることを念頭に置き、農民所得の持続的増加という長期的効果をもつメカニズムを確立し、その健全化を図るよう求めた。

                         「CRI」より 2004/03/31