中国 これからの数年間に原油の増産が主に海上油田に頼る


 中国海洋石油総公司の蒋龍生副社長はこのほど、北京で「中国の一部分の陸上油田が枯渇し始めているが、海上油田の開発が速く、これからの数年間に中国の原油の増産が主に海上油田に頼る」と表明しました。

 蒋龍生副社長は「ここ数年来、中国の経済が急速に発展し、石油の消費量もそれに伴って上昇している。今年に、中国の原油の輸入量は1.2億トンに達し、世界でアメリカに続いて第二の石油消費大国となる」と述べました。

 蒋龍生副社長は「ここ20年来、中国の海上石油の年間生産量は9万トンから今の3000万トン余りに増加してきた。現在、中国海洋石油総公司は、自身の装備レベルと全般的な競争力を大幅に向上させるために、絶えず投資を増やし、各種の海上石油掘削リグやタンカーなどの装備を次々と建造している」と述べました。

                          CRIより 2004/3/31