中国、いつでもアメリカ側とビザの
手続き問題で意見交換を希望


 中国外交部の孔泉報道官は1日北京での記者会見で、「中国はいつでもアメリカとビザの手続き問題について意見を交換する用意がある」と表明した。

 孔泉報道官は、「中国は、アメリカが『9・11』事件以後、国内の安全を強化するため講じた一連の措置を理解している。しかし、中米間の人員往来は頻繁で、去年双方の往来は100万人を超えており、中米間の文化、教育、貿易などの面における交流と協力は絶えず拡大している。アメリカは中国側の数回にもわたる交渉を顧みず、アメリカへ赴く大部分の中国人の指紋を採っており、そのことは既に双方の交流の障害となり、不便をもたらしている。こうした状況の下で、中国側はなんらかの対応措置を採らなければならない」と述べた。

                        「CRI」より 2004/04/02