科学技術部が5日、「中国の科学者は、いま新しい技術を使って石油と天然ガスの埋蔵量を探査しており、中国東部の石油と天然ガスの未確認埋蔵量は100億トンに達する見込みだ」と発表した。

　ここ数年、中国では、石油と天然ガスの未確認埋蔵量に対する新しい理論と技術を利用し、華北地区の勝利油田では1億トンクラスの石油と天然ガス層を二つ発見しているが、今後はこの新しい技術の利用により、更に多くの油田をいち早く発見していくことにしている。

　調査によると、現在、中国では地質的な石油埋蔵量は940億トンとなっており、すでに埋蔵量が確認されたのはわずか200億トンであることから、中国の原油生産量は国内の需要を満たせない状態にあり、去年の原油輸入量は国内消費量の36%を占めたという。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CRI」より　2004/04/06