「明十三陵」など4カ所に世界遺産証明書を交付


 中国国連教育科学文化機関(ユネスコ)全国委員会と世界ユネスコ北京支部、建設部、文物局は6日、新たにユネスコ世界遺産に認定された「三江並流」「明十三陵」「明孝陵」「雲岡石窟」――の4カ所に世界遺産証明書を交付した。

 中国は1985年に「世界遺産条約」に加盟し、現在までに「文化遺産」21カ所、「自然遺産」4カ所、「文化および自然遺産」4カ所が「世界遺産リスト」に登録されている。今回の新たな世界遺産4カ所のうち、「雲岡石窟」は2001年、他は2003年の世界遺産会議で認定された。

 ▽「三江並流」―― 雲南省。3本の大河が並行して流れる自然遺産

 ▽「明十三陵」―― 北京郊外。明朝皇帝・皇后の陵墓群

 ▽「明孝陵」―― 南京。明の初代皇帝・朱元璋の陵墓

 ▽「雲崗石窟」―― 山西省北部。北魏時代の石窟寺院

                      「人民網日本語版」 2004年4月7日