中国経済に対する消費者の満足感、高レベル維持


  国家統計局がこのほど発表した「中国消費者信頼感測定報告」では、今年第1四半期における「現在の経済状況に対する消費者の満足度」と「将来の経済への期待を表す消費者の信頼感指数」が総合的に説明された。これら指数は安定を引き続き維持している。

 「消費者信頼感指数」を構成する各項目のうち、現在の経済に対する消費者の見方を表す満足度指数は、昨年12月の95.9ポイントから今年3月には96.3ポイントに上昇した。3月期には、「自己の収入が過去に比べて増えた、または基本的に変化なし」と答えた消費者は63%に達し、「現在は耐用消費財の購入のチャンス」と答えた消費者は71%となった。これに対し、今後数カ月の経済の見通しに対する消費者の見方を反映する期待指数は、昨年12月期の94.7ポイントから今年3月期には94.1ポイントへと小幅に減少した。

                      「人民網日本語版」 2004年4月9日